仮面ライダーゼロワン第2話『AIなアイツは敵?味方?』感想
朝が苦手なのに2話連続でリアタイできた。
(いつまで続くだろう…日曜日は午後から始まる…)
今回は、第1話でおそらく意図されたものではない部分*1になんともいえない薄ら寒さを感じてしまったため、少々身構えながらの視聴となりました。
第2話の私的事前の見所は、なんといってもバルカン初変身。
で、そのバルカンの変身シーン、カッッコよかった。
撃った銃弾が舞い戻ってアーマーに、てなんなんですかー!!
そこに至るまでのシークエンスに、…えええええ?w となったもののあの変身シーンは文句なくかっこよかったです。
公式サイトによると変身シーンのバルカンの中にはスーツアクターの浅井宏輔さんではなく、不破役の岡田龍太郎さんが入っていたそうです、あの立ち方はすっごく浅井さんだーと思ったのですが、あそこも岡田さんなのかな?
エイムズショットライザーを撃つバルカンの構えはとってもルパンマグナムを放つルパンレッドを彷彿とさせました。
全く異なるキャラクターを演じている方に「同じだ」と感じるのはあまり誉め言葉にはなり得ないのでしょうが、「同じだ」と感じたことは事実なので書き記しておきます。
少しルパンレッドの話になりますが、いつも軽妙洒脱で肩の力を抜いているルパンレッドが、マグナムを放つ時だけは力強くなることに当時は少々違和感を持っておりました。
高火力の武器だから、なのかな、杉原監督がミリタリーの扱いにこだわりを持っているのはビシビシ伝わってくるので。
ルパンレッドを演じる浅井さんは非常に魅力的でしたが、ルパンレッドとは全く違う仮面ライダーバルカンを演じるのであれば、あの魅力を受信してはいけない…不破っぽさを感じることがいいことだ、などと面倒くさい人間になっております。
閑話休題。
第2話は、第1話で感じたような意図されていないであろう薄ら寒い箇所はありませんでした。やったー。
或人は寒いギャグを全力で放つような少々うるさい人間ではあるものの、きちんとお辞儀ができる礼儀正しさを持っている、これは本当に高ポイント、好印象。
(自社製品がハッキングされ、人間を襲い始める可能性を公表した場でギャグを言うのはどうかと思うけれど、ここはあまり真面目に考えないでおこう)
上にも書いた、不破のバルカンへ変身するに至るくだり。
これは、そ、そんなんで???という笑いと、予想を外してきた不満とが五分五分です。
「開かない!」→「私の許可なしでは開けられない」→「許可しろ!」→「お前みたいな危ない奴に許可するわけないだろう」というやり取りがあれば当然、止むに稀ないだろうが、一握りの信頼だろうが、とにかく「許可する」流れが来ると期待してしまう。
なのに、こじ開けた。
えええええ???!
笑ったと同時に少しガッカリしたなぁ。
変身後(次回)に「開けられただと?私(刃)の許可がなければ絶対に開けられないはずなのに!」という事実を明かせば笑えつつ、予想どおりにならなった不満感は抱かなかった。
んー、これは期待してしまったこちらのせいですが。
明朝体(?)のバレットシューティングブラストは、かっこよさとダサさのいいハイブリッドだと思いました。
敵を磔にして撃ち抜くバルカン、さらにバルカンの開けた穴からゼロワンとバルカンの初邂逅はかっこよさの極み。
この時点では不破だけではなく或人も相手をヒューマギアだと思っているのでしょうか。
次回はバルキリー!
刃さん変身!
今回の刃さんもめちゃくちゃ好みでしたよ、不破を蹴り飛ばすところとか!
だからこそバルキリーに少し不安があるわけです。
予告で少し動いているバルキリーを観たわけですが、判断がつかなかった。
来週その答え合わせが。
ドキドキしてしまう。
*1:お客さんを笑顔にする場所を作るのが夢だと語りながら逃げ惑うお客さんには目もくれなかった遊園地の支配人