ナナシャルダンダン

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数年ぶりに聴く稲葉浩志の『マグマ』

ふと頭の中で流れ出し、何年ぶりかで聴いたのが確か4日前。
B'zが、稲葉浩志が、ではなく音楽というジャンル自体、完全に「過去の趣味」に格納されていたはずだったのに、もう4日連続で『マグマ』を聴いている。

10代後半、音楽に、特にB'zにハマっていた。
通学中、帰宅途中、帰宅後、勉強中、とにかくずっと音楽を聴いていた。
FCにも入っていたし、ライヴにも何度も行った。
(面白いことに音楽にハマるのと入れ替わりで本を読まなくなった。それまでは本の虫だったのに)

B'zから距離を取り出した経緯は省くけれど、距離を取ったことも含めてB'zを好きだっ期間はいい思い出として自分の中にある。

おかげで今、『マグマ』を聴いても黒い感情が湧くことはない。
ただただ好きだと感じる。
おそらく当時(※発売当時ではない)よりも今のほうが、『マグマ』というアルバムに限れば、好きだと思う。
こんな、こんなアルバムを知っていながら、なぜ私は何年も求めずに済んでいたんだ?
というのは冗談だけれど。
今の自分には離れがたいほどに耳障りがいい。
だからこそ数年ぶりにいきなり頭の中で流れ出した、脳みそってやつはそういうことをする。

気の利く脳みそチョイスは『冷血』、アルバムのトップバッター。
4日聴いての脳内再生率が高いのは、『そのswitchを押せ』、『眠れないのは誰のせい』、『arizona』、『台風でもくりゃいい』あたりだろうか。
聴いていてグッッと来るのは『眠れないのは誰のせい』。
いや全部いいんだけどね。
いいよね。
今『灼熱の人』が流れている、もう一回聴きたい…あ、『なにもないまち』になった、これもいい…そして『JEALOUS DOG』へ、という感じ。
いくら何十回と聴いているアルバムでも、ブランクがあれば咀嚼に時間がかかる。
4日程度ではまだまだ咀嚼し切れない。

果たして、趣味:音楽が復活するのか。
最近ガツンとハマるものを求めていたからなぁ、新規でなく過去から引っ張り出してきたものでも拒みはしない。