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仮面ライダーゼロワン第5話『アナタの声が聞きたい』感想

twitter上でゼロワンは2週で1話形式で観たかった、という感想を見かけた。
概ね同意。
あの話を30分弱で済ませてしまうのは勿体なく、そして消化不良気味。
特に今回の話は。

事故で娘を亡くした父親が、娘とそっくりのヒューマギアを注文。密かに娘の記憶をラーニングさせ、「パパ」と呼ばせていた。

まぁここまでは大丈夫、作中世界では法律違反になるようだが、法を犯してでも娘を蘇らせたたい父親の気持ちは理解できる。

滅亡迅雷.netによって娘そっくりのヒューマギアが目の前で化け物と成り果て、政府機関によって破壊される。

悲劇である。
この父親は2度、娘を失った。

後日、「今は娘さんの声が聞けるだけで幸せだそうです」という声と共に、娘の声と会話をする父親の嬉しそうな表情が映し出される。めでたしめでたし。

…うん?
いや、なんか怖くないか。
その父親にとって娘そっくりのヒューマギアはあくまで代替品でしかなかったんだろうか。
あれだけ身を呈して守っていたのに。
笑顔の奥で泣いている可能性…も、なきにしもあらず、か?
30分という時間内ではそういう描写が最適解なのかもしれない。
後味の悪い終わり方をよしとしなければ、あの最後は悪くないのかもしれない。
…分からない。
別の意味で後味が悪くなっている。
これが意図した後味の悪さなのか、そうなってしまった、無意識の後味の悪さなのか、まだ判断がつかない。
第1話以来のモヤである。

nn4al.hatenablog.com

あまり深く考えちゃいけないかなぁとは思う。
なんてったって30分しかないのだから。
だからこそ最初に触れたように、2週1話の形式で見たかった。
(逆にウィザードなんかは1週1話の形式で見たかったなぁ…)


その他。
バルキリーの新形態。蜂。
初見ではイマイチだなぁと思ってしまった、デザインが、ではなく仕草が。
女性っぽさが強調されてきたと感じてしまっての拒否反応。
過剰反応だったと反省し、フラットな目で2回目を観たら、優雅さのようなものは確かにあれど、取り立てて女性っぽさが強調されているということもない、かな、程度には落ち着いた。
あれが男性キャラだったらああいう動きにはならないだろうが。
むむん。
パトレン3号という存在の後に見てしまうと、どうしても理想のボーダーが高くなってしまう。
人によって、女性らしい仮面ライダーに憧れる女性もいるのだろう、ということは理解している。
でも私は男性と変わらない戦闘スタイルの仮面ライダーを望んでいる。
どちらがいいとかではなく、ただの好みのお話です。

仮面ライダー迅、なるほど初期化。
揺らぐの早いなぁと思ったら初期化。
そしてすっごくピンクだなぁ。
ファルコンを奪ったからピンクなのか。
ツギハギっぽいものが目立ってあまりかっこ良くはないなぁ。
スーツアクターは永徳さんらしい、言われてみたらそうだなぁ。